DMDな旦那の嫁目線

進行性の難病筋ジストロフィーの旦那を見守る、介護職の嫁の目線でだれかの役に立つかもしれない情報をお送りするブログです。

以前、心がパンクしたわたしの話。

訪問介護員として働きだして、3年程経った頃のお話。

高校の先生から卒業の際、就職先で3年頑張ったら仕事に慣れるから、と強く言われていた。

その3年頑張りすぎたのだろう、親に「もう無理」と吐きだした。

その時までに、息切れ、動悸、訳もわからず涙が出る、家では横になってテレビを観るしかできないなどひどい状態になっていた。

 

原因はわたしの事情も含めていろいろ。

労働時間が契約時間の倍ぐらいになっていたこと。

完ぺきを求める利用者に振り回され、今のようにさらっと"流す"ことができず思いつめたこと。

ヘルパーができることの範囲を超えた要求をされたこと。

一日休みになるのは希望を出した日だけで、余裕なんてなくなる日々。月3日くらいだったかな。

 

うつ状態なんだろうと察しがついたが、精神系の薬は飲みたくなかったので、優しくはっきり言ってくれる漢方外来の先生によく聞いてもらい、漢方薬で徐々に戻っていった。

 

一番回復に効いたと思うのは、仕事以外での楽しみな目標を作ること。

その時できたのは、イタリア旅行にひとりで行く!という目標。サンマリノ共和国に惹かれて、サンマリノに接しているイタリアにも惹かれた。

そのために、貯金、諸々の準備をするのに自分が全部しないといけないので、計画を立てながら動けるようになった。 

一人旅を達成することで、心も落ち着いた。

 

わたしなりのどん底に落ちてみて、そりゃあきつかったけど、それがあるから限界も分かった。いい経験である。

 

二の舞にならないようにほどほどに頑張る!

 

どんなに小さな目標でもそれを達成すること、それまでの過程は誰にとっても生きる糧となると思う。

 

今の目標は……

旦那さんと仲良く生活を続けること。

利用者さんの口文字がすらすら読めて今以上に会話ができるようになること。

 

ぼちぼち進みましょう(*´-`)

 

 


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※先日、水族館に行った時の一枚。癒されてきました(o^^o)